10年ひと昔

 子ども達が自分のへその緒を見てみたいと言うので、押し入れの天袋をごそごそした。昔の手紙や手帳、住所録等も出て来た。

 娘の保育園に行っていた頃のお便り帳も見つかった。何気なくページをめくっていたら、当時の事が色々と思い出されて涙がいっぱい出てしまった。
 その娘も5年生。春には6年生だ。
月日の経つのって本当にあっという間だ。
子育てて10年がとぶように過ぎてしまった。あと10年もすれば、子ど達もぼちぼち巣立ってゆくのだろう。

 毎日を大切に楽しもうと思った。

 子ども達はへその緒をみて、「アサリみたい」とか「」気持ち悪い」とかぶつぶつ言っていた。自分たちが見たいって言ったくせに。