来週の生徒展に向けてミシンで衣装ぬい
習いに行っている人形教室の生徒展があるので、愛機、ベルニナミシンで人形の服を作っていました。
手縫いで作ることも多いのですが、今回は素材的に手縫いでは難しいこともあり、珍しくミシン縫いをしていました。
月曜日に搬入なのですが、ミシンだから、すぐ縫えると、余裕をぶっこいてのんびりと作業していました。
その時事件は起こりました!
ふと思いついて、薄物おさえ、これ、純正だったかな?などと考えながら交換して、何針か縫ったところ、ボキッと音がして、針を固定するネジが折れてしまいました。針じゃなくて、針を固定するネジが折れたァ?
完全に破断しています。部品を交換しないとダメっぽい。
ミシン壊れた!衣装どうしよう???
頭が真っ白になりました。
そして我に返って、マイナーなバーツだから、すぐなおるとはかぎらないし、ベルニナ扱っているお店にミシンを持っていかなくちゃいけないし、火曜日は休みだし…….。明日ミシン屋さんに行って、最悪、この際ミシンを買うか???
頭の中がグルグル。
ミシン縫い前提のデザインだから、デザインからやり直して手縫い???
その時、ふと頭をよぎりました。
古いミシンがあったはず
そういえば、納戸に昔使ってたミシンがまだあるから、使えるかもしれない!
よいしょ、こらしょとはこんできて、電源を入れたら、ちゃんと通電します。
薄物ぬいの針を通して、家庭用のボビンを掘り出して下糸巻いて…….。ボビンケースもちゃんとあった!
恐る恐る縫ってみると、ちゃんと縫えるし、布送りなんて、むしろベルニナよりもいい感じ!
40年前のTOYOTAミシン、まだつかえました!
40年前、小学校5年生から家庭科の授業が始まるからと、父が買ってくれたTOYOTAミシンです。
ずーっと大切にしていて、引っ越しても引っ越しても私と共にいました。
糸調子のダイヤルがバカになって、1度修理したかな?
ジグザグの振り幅が自由に変えられて、3重縫いも出来るのです。(模様縫いは出来ませんけどね。)
鋳物で出来ているのか、ズッシリと重いです。
電子部品を使っていないので、モーターがダメにならない限り、まだ、つかえそうです。
帰宅した息子によると、基板が入ってるものは、劣化してダメになってしまうそうです。
古き良き時代のモノって、そういう良さもあるんですね。
ライトの電球がもう売ってないかもしれないですけど…….。
とにかくTOYOTAミシンさんありがとう
泣きながら手縫いする羽目にならなくて良かった…….。
ベルニナを買った時も、捨てる気にならなくて取っておいたんだった。あの時の自分、グッジョブ!
- いずれにせよ、ベルニナ、修理しなくちゃ…….。