海外からのお客様が来るとき どんな食事がいいか?
娘時代、父がやたらと友達が多く、しょっちゅう外国の方が家に遊びに来ていました。パーティーもよく開いていました。
娘の私は準備に駆り出されていました。試行錯誤して、海外の方に振る舞って、ほぼ失敗しないメニューを発見しました。
こんな料理をだったらバッチリ!
- 日本の家庭料理である。
- 豚も牛も使わない。(宗教的にダメな人が割といる)
- お箸が苦手でも食べやすいもの。
- そしてできればその場で調理するのではなく、事前に用意できるもの。
- ある程度人数の増減があっても対応できるもの。
- もし苦手なものがあっても、食べずにすむもの。
こんな条件をクリアするメニューってあるんでしょうか?
実はあるんです。
ズバリ、ちらし寿司です。
海外のお客様にはちらし寿司!
大きな器に華やかに盛って、めいめい取って貰えば、人数の調整も可能ですし、華やかでウケます。
酢飯に具はシャケと卵とキュウリとゴマくらいにします。ピンクと黄色と緑で綺麗です。
シャケは焼いてほぐす。卵は錦糸卵にします。(錦糸卵は、なぜかびっくりされることが多いです)
キュウリは小口切りにしてちょっと塩をして、絞っておく。
シャケとキュウリを酢飯に混ぜて、錦糸卵をふわっと乗せます。切り海苔を散らしてもいいです。
別添えで、刺身や鶏そぼろ、エビ、カニ、納豆や柴漬け、でんぶなどを用意します。(なまものが苦手な人もいるので)(納豆はちょっとだけ試してみたい人もいる)
チャレンジ精神のある方はいろんな具に挑戦してくれますし、そうでない方はプレーンに召し上がってくれます。
手巻きにできるように、四つ切りの海苔も用意しておくと楽しいです。
サイドメニュー
茶碗蒸しかお澄ましをプラスすると献立としては完璧。
お澄ましの具は小松菜かほうれん草とかまぼこかはんぺん。豆腐でもいいかも。
ボリュームを出したければ、鶏の唐揚げをプラスしてもいいでしょう。
鶏肉はどんな宗教の方でも召し上がれますから、失敗がないです。
デザートには何はなくてもアイスクリーム
多少食事が口に合わなくても、アイスクリームを出せば、大抵みんなニコニコになります。
そこに小豆と白玉をプラスすれは白玉クリーム小豆。
フルーツと寒天もトッピングすれば、白玉クリームあんみつ。
小豆と白玉とフルーツと寒天もトッピング形式にしてもいいかもしれませんね。
外国の人だと気負わないで
外国のお客様だと気負わず、日本の家庭を楽しんでもらうことを第一に考えれば、そんなに難しいこともないと思います。
どうせなら、ホテルや旅館では食べられないものを食べてもらうのが喜ばれるコツかもしれません。
おまけ その1
海外に行った時、現地で料理を振る舞うハメになってしまった時も、チラシずしなら、米さえあれば、現地の食材で適当に作れますので、酢飯の作り方だけ覚えておくと便利です。
おまけ その2
海外にずーっと行っていて、久しぶりに日本に帰ってきた人に喜ばれる料理は、おでんです。