山本周五郎

古い山本周五郎の全集を読んでいる。

町人モノがいい。
身分の差別や、限られた収入を受け入れた上でよりマシに生きられるように、もしくは、状況的には悲惨きわまりないが、本人はある決意のもと日常をおくっている、そんな話が多いように思う。

それから武士を書いたもので、不条理ものというか、町人から見た武士の理解不能な振る舞い、みたいなものもあり、また夫からみた妻の理解出来ない溝、みたいな小説もあり、これはカタストロフィーが無いので読後感はいまいちなのだが、このもやもやとした、イヤーな読後感は何???と考えると、この期におよんでなお原発をどうにかして動かし続けたい人達にたいする感じとよく似ているかもしれないと思った
【中古】afb【古本】樅ノ木は残った 上/山本周五郎
【中古】 山本周五郎全集 (第13巻) 彦左衛門外記 平安喜遊集