一昨日、昨日と子供と一緒にはだしのゲンを観ました。
子供の頃、漫画は一通り読みましたが、被爆した火傷にウジが湧いて、それをとるシーンが強烈んに印象に残っています。
今回のドラマにはさすがにそこまでの描写はでていませんでしたが、子供たちにとっても戦争を考えるいいきっかけのドラマだったように思います。
第一部で原爆が落ちる前の一家の日常が丁寧に書かれているからこそ、一発の原爆でその家族が理不尽にめちゃめちゃにされる不条理があぶり出されたと思います。
兄弟が死んでしまうシーンでは、ウチの息子たちは真顔で自分たちにああいう事が起きないでほしいと言っていました。
アメリカにいわれるままにテロ対策特措法に基づいて日本もいろいろと活動してますけど、テロリストが悪いからやっつけろの理論ではいつまでも憎しみの連鎖が続き、争いは終わらないのではと懸念します。
戦後62年経ったからこそ、冷静にこれから日本はどうすればいいのか考えなくてはならない時期なのではないでしょうか?
いやー、それにしてもドラマの子役、二人とも芸達者で可愛かったなあ。
息子たちは早速にわか広島弁で浪曲のまねをしています。浪曲ブームになったりして。