運動会、アナバチのおかげで退屈しませんでした。

 昨日は小学校の運動会。
子どもの競技も面白かったが、シートを敷いたところに飛んでくる狩り蜂の観察が非常に面白かった。
 ふらふら餌を抱えて飛んできた狩り蜂、巣穴を探しているが運動会の準備や普段よりたくさん人がいることで地面の様子が変ってしまったらしくかなりパニック状態。
 地表をうろうろしては近くの木の葉影に戻って上空から当りをつけてまた探索することを繰り返す。数十回そんなことを繰り返している。触覚で地面を探りながらあっちこっち。人が行き交うなか踏まれては可哀想だと夫は人が通りにくいように自分の靴を置いてやる始末。
 そのうち餌が重いのでぽいと地面に置いて土を引っ掻き始めた。しばらく掘っても巣穴に行き当たらないらしく、また上空から位置確認。最初の穴から2センチほど脇を今度は堀始め、しばらく進むと、スッと地面に入ってしまった。どうやらやっと巣穴を見つけたらしい。見ているこちらも一安心だ。
 出てきた蜂は巣穴の入り口を土で塞ぐ。しかし今度はあれ程大事に抱えていた餌をどこに置いたのか忘れてしまった様子。夫は「また狩りにゆくんだ」とすっかり虫の気持ちになっている。

 蜂の存在を忘れたころ、また同じような白っぽいバッタみたいな虫を抱えてあいつが戻ってきた。
 しかしまたしても巣穴が見つからない。「コイツ相当馬鹿だな」と夫もかなり呆れ気味。

そしてとうとう昼食時間に戻ってきてそこらを走りまわっている子供に踏まれてしまった。
 
 ズーッとその虫を見守っていた我が家の子供達は一瞬凍り付いて『あーあ』と大きなため息。
でも何も知らない人にとってはただの虫だもんね。

 普段は退屈でイヤな運動会。一匹のアナバチのおかげでかなり退屈せずに済みました。蜂さん有難う。合掌。