撲滅!回転扉 想像力の働かせ方

 昔から回転扉が嫌いだった。誰かがいるとせかされるし、縄跳びに入る時のようにタイミングをとらなくてはならない。なんでこんなものがあるのかといまいましくおもっていた。
 寒いヨーロッパで北風が吹き込まないように考えだされたものだと聞いてから、ニッポンでは必要無いとさらに嫌うようになっていた。

 今度の事故の報道を聞いていると、バリアフリーの流れと真っ向から逆らう、ビルの都合だけで回転扉がつけられたとしか考えられない。

 子供や高齢者は最初から念頭にないビルの経営。東京の歪みを見る思いがする。

 亡くなったお子さんは本当に気の毒に思う。

 これをきっかけに誰にでも暮らしやすい建物が増えることを願う。

自分の孫や祖父母がいて居心地良い場所かどうか、デザインする人はようく考えて欲しい。

 パブリックなものを作る人には、自分にはどうか?と言う所から何歩か広げて、お年寄りや子供には?という所まで想像する癖をつけてもらいたい。どんなにオシャレで最先端のものを作っても、自分が年とった時に利用できないようなものは作るのをやめて下さいね。