百年前と較べて 三度目の大戦を防ぐには?

 近頃、人形つくりの資料で近代ヨーロッパ関係の本をよんだり写真を観たりする事が増えた。今から百年ちょっと前のことだ。

 驚いた事はそのころのヨーロッパ人と今の私達は非常ににていると言う事だ。
 都市にすむ市民という、貴族でも農民でもない人間が爆発的にふえた。通勤して職場に出かけ、休みには自然を懐かしみ、リゾートに出かける。快適な生活を追求し、痛みをきらった。異国のエキゾチックなものを愛し、流行のファッションに身を包んだ。

 あの時代から世界が2度の大戦を経て現在にいたるわけだが、多少のテクノロジーの進歩はあるだろうが、大筋では今の私達と殆ど変わらない意識を持っていたのではないかと思う。

 そのころの彼等と私達の違いはなんだろう?;

エネルギー不変の法則や生態系と言う概念。
プラスティックの安定性が便利さと自然には分解されないと言う両刃の剣のような性質。
核という重く手放しがたい厄介なパワー。
私達は、各人が快適な生活を追求したら世界がもたないと言う事を知っている。もう便利や快適は程々にしなくてはと薄々気付いて来ている。
あとは行動に移すかどうかだけだ。

無邪気な近代市民が悪意のない搾取を続けた結果が二つの大戦なのだ。

三度目の大戦を防ぐにはどうすればいいか?

 21世紀は注意深く後戻りをする時代ではないだろうか?一人一人が本当に大事な事とそうでない事を真剣に考え不必要なものを納得して手放してゆく。そうして本物だけを選り分けてゆく時代になるといいとおもう。
人類にとって本当に大切なものは何なのか?選ぶのはまさに私達ひとりひとりだ。

年の瀬に真面目な事をかんがえてしまった。