恐るべし鋸山

 今日、夫の提案で、鋸山にいった。三十年近く千葉に住んでいながら、私は一回もいった事がなかった。
 夫は昔、小学生の遠足でいったそうだ。

 車で一時間余り、車を下に置いて、ロープウェイに乗って頂上についた。
 子供達はロープウエイが余りにも混んでいたので、ちょっと不機嫌。展望台でおにぎりやサンドウィッチでお昼。はれていれば、ここから富士山が見えるらしかったが、今日は曇っていて見えなかった。
 地獄のぞきというところへまずいってみた。鋸山は昔、石を切り出していたそうで、垂直に切り立った岩があるのだが、そのてっぺんに展望台が作ってある。もう恐ろしくて笑ってしまうくらいだった。
 恐がりの娘は案外、平気そうだった。
そのあと百尺観音を観て、(ここは案外良いカンジだった)もう帰りたかったのだが、もっと観たいという事で、ぐるりと回る事にした。(千五百羅漢とかがある。)
 地図では、可愛くあっさりと描かれている道が、実はものすごいのぼりや下りの階段で、自分の体力の衰えをしみじみと感じた。
 最初はすいすいと歩いていた子供達も、さすがに最後はばてぎみだった。
 夫は、足ががくがくしてめまいがしたそうだ。

 高齢者やからだの不自由な人等、絶対に観て回れないようなところでありました。手すりなんかもあまりついていないし、足を滑らしたら大変な事になりそうな場所もいっぱいでした。

 観光地だからとなめていましたが、気軽にゆけるところではなかったみたい。バリヤフリーの逆。

 しかし売店なんかがとってもレトロなカンジで凄く良い雰囲気があります。がちゃがちゃの機械なんかぼろぼろで、何かの撮影なんかするとものすごい良い雰囲気かもしれません。打ち捨てられた、昔売店だったらしき建物なんか、石で出来ていて、何とも言えない魅力がありました。
 若く、体力があり、タイムスリップ体験をしたい、写真好きな人には本当にお薦めの場所であるといえましょう。

 しかし、そんな悪路をミニチュアダックスを抱いて、ヒールで歩いているお姉ちゃんが居たのにはびっくり。

 今日は疲れ過ぎていて、外食する気も起きませんでした。
体力をつけなくてはとしみじみ痛感した日でありました。