セキセイインコ
子供の頃、文鳥を手乗りに育てて可愛がっていました。学校まで連れて行って挿し餌していました。
そのうち増えて文鳥が1ダース程いる中に、何故か一羽、ノーマルグリーンのセキセイインコが混ざっていました。
文鳥はぴょんぴょん、つんつんしているのに、一羽だけ、金網をよじよじ渡り歩き、怒って威嚇し、白目のくっきりした目でぎょろっと見るので、正直あまり可愛いとは思えませんでした。いつもガーガー怒ってたし。あしゆびが前後二本ずつに分かれてるのも気持ち悪かった。恐竜みたいで。
月日は流れて、何故かインコが無性に気になり始めたのが数年前。インコの本を買って、いつの日かインコと暮らそうと思っていました。
奇しくも叔母の家でゴシキセイガイを買い始めたりと、あこがれはさらに高まるのでした。
本当はヨウムを買いたかったのですが、1ヨウム30万円といわれるくらい高価な鳥さま。買えるようになる頃にはヨウムの寿命が私の余生をはるかに超えることになってしまう計算なので、いつしかターゲットは小さなインコに。
そしてマメルリハを買おうかなと考え始めました。
そのマメルリハを見に行ったお店で、セキセイインコの雛を見たら、もう「セキセイでいっか」となってしまったのです。
いやー、セキセイインコ、日本で一番飼育されている鳥らしいですけど、わかります。可愛いのなんのって。
今我が家には、白玉、ピーちゃん、ソラちゃん、モネちゃんの四羽のセキセイがいますが、一羽ずつそれぞれ超個性的で飽きません。
セキセイインコがウチに来てくれて本当に良かった。