人生いかに生きるか

 私は何だか流されるままにここまできてしまった。

 小学校、中学校はリーダー的存在に祭り上げられて結構地域で有名だったけど、高校生になってそういうのにもちょっと疲れて、アメリカに留学して、大学は留学中にスペイン人と仲良くなったからスペイン語専攻して、でも就職は全然関係ない保険会社。スペイン語が役立ったのは白水社で辞書編修のバイトが出来た事くらいか???キューバ大使のスペイン語通訳のバイトをして、SPに張り付かれてほとほと疲れてスペイン語の仕事はしたくないなあと思った。大学時代わかったのは自分にシステムをインプットするのが好きなんだってことでした。

 で沢山恋愛して、何度か結婚をして、最終的に今の夫で落ち着いて、家を買ってもらい、薔薇を育て、一昨年から人形を作りハジメ、昨年からはパートに出ているという現在。

 親に出してもらった教育費考えると全くモト取れてません。

 でも、あるときにみたビジョンは全部実現しているのですよ。
 高校生の頃みた「スーツ着て銀座通りをさっそうと歩く仕事をしている自分」のイメージは保険会社にいるときその通りになったし、子どもの頃からの「花一杯の家に住む」ってのもほぼ実現しています。
 「夫と子供と暮らす」というのも実現しました。

 これから実現したいのは「私のオリジナルの人形で収入を得る」「人前で話をする」「本を出す」位ですかねえ。

 やっぱりウチの夫も、私が薔薇や人形にはまっているのを見ると「何のために???」と困惑しています。
「だって面白いんだもん」ってことでおわらせていますが。

 私の亡くなった父がやはり面白い事しかしない人で、お金もうけが下手な人間でしたが、父の葬儀にびっくりする程たくさんの人が来てくれて、なかにはその分野で有名な方もかなりいたので、夫が父の事を凄く見直してくれたみたいなのが嬉しかったです。

 ジャックマイヨールが自殺したときに、夫が「黒爺(父のあだな)が死んじゃったからつまんなくなっちゃったんじゃないの」って言ってくれて、父と、そのまわりの人の事わかってくれたんだなあと凄く嬉しかったのを覚えています。
(ジャックと父は数十年来の友人だったのです。)
 
 庶民の暮らしを学ぶって事が今生の私のテーマだと子供の頃感じたので、一生庶民で終わるとおもいますが、庶民の満足とか、幸せとかそういうものを追求できればいいなあと思っています。