指輪物語のJ・R・R・トールキンに初めてであったのは、数年前の近くのごみ捨て場でした。
コドモの本が何冊も束ねてすててあったのです。状態もとても良く、捨てたてのほやほやでしたので、慌ててベビーカーにのせて家にもってかえりました。
そのなかの一冊が、『サンタクロースからの手紙』という絵本でした。トールキンがサンタになりきって、毎年子供達に書いた絵手紙を本にまとめたものです。
とても暖かくてユーモラスでこんな手紙をもらえた子供達はしあわせだな~と心から思える本です。絵も色遣いも独特で素晴らしい世界なのです。
それからホビットの冒険を読み、指輪物語を読み、あらためて、ト-ルキンの世界の広がり、深さを味わっています。
一人の人間がこれだけの時間的 空間的な広がりのある世界を想像し得るという事が、驚きであり、魅力であります。
シルマリルの物語もよんでみたいなと思っている今日この頃です。