ゴボウ 双極性気分障害の1つのエピソード

 先日、通院した際、主治医と喋っていて、我ながら笑えたエピソードがあったので忘れないうちに記録しておきます。

 それがいつだったかは覚えていないくらい前にゴボウを買った。きんぴらが食べたかったからだ。夫が冷食のきんぴらは美味しくないと言っていたので弁当にもいいかと思ったのだ。お惣菜を買うのはなぜか抵抗があった。

 しかし、何日経ってもゴボウはそのまま野菜室。ゴボウを料理する気力が出ないのだ。

 先週の土曜日だったか日曜日だったか、やっとゴボウに立ち向かえる気がしたので、新しくゴボウを買ってスライサーで千切りにしてきんぴらを作った。味付けがやや濃くなってしまい、後日、件の放置してあったゴボウの、すの入っていない部分を追加して味を薄めてとうとうまともなキンピラゴボウを食すことができた。

 この一連の出来事を報告して、私:『先生、なんでゴボウってあんなに手強いんですかね?』ドクター:『やっぱり生で食べられないからじゃない?根菜でも人参や大根は生でもいけるでしょ』私:『じゃあ、ゴボウが調理できるかどうかは結構精神状態の目安になりますね。』ドクター:『かもねー』

 私にとってはレンコンもカボチャも割と手強い野菜たちである。そういえばお惣菜でもレンコンのきんぴらやカボチャの煮付けも良く並んでますね。立ち向かえない人って結構いるんだろうな。