裁縫その3 もう流行とかあんまり気にしたくない

裁縫その2の続き。

 我が家にアンティークの服の一部があるのですが、全部手縫いで、ものすごい細かい針目の返し縫いで、まるでミシンみたいです。ホドクの殆ど無理状態です。
 リッパーで注意深くほどくと針目が生地に垂直に開いていて、縫い方からして日本のお裁縫とは違うんです。きちっと縫い目が曲線で、縫い代もきちっと始末してあって、ミシン縫いよりもキレイできっと丈夫です。

 私もあえて手縫いで一着縫ってみようかな?

 今の日本の洋裁ってたぶん19世紀の終わりの、当時の最先端だったミシン縫いを基本にしてる筈なので、それ以前の、手縫いのホームソーイングの技術ってあんまり入ってないと思うのです。しかも洋裁って家でらくちんらくちんって着るものより、誰がみても恥ずかしくないよそ行きを作れるって方に重点が置かれていると思うので、着ていて楽かっていうポイントはあまり重視されていないとおもう…。

 日本に洋服が入って来て百年。ほぼ和装の技術、知識は絶滅し、(私はその方面の知識は0)洋服で生まれ育った日本人が、今更19世紀っぽい日常着を選んでいるって、なんだか原点に回帰しているみたいで面白いです。

 自分に合う型紙がそんなに難しくなく作れて、手縫いで日常着がそれなりに縫えるようになったら、楽しいなーと、おばさん体型になってしまった事がきっかけで、服装についてつらつら連続した日記を書いてしまいました。

ブティック社の本いつも着たい手ぬいの大人服
 毎日着たいやさしい手ぬいの大人服 (レディブティックシリーズ) (単行本・ムック) / 高橋恵美子/著