我が家では、夏の家族旅行の行き先は福島だ。夫の母の出身地が福島という事もあるのかもしれないが、別に親戚を訪ねる訳ではない。定宿がある訳でもない。しかし磐梯山の見える所に何度も行った。どうやら夫が福島を好きらしいのだ。
一昨年泊まったホテルの露天風呂の気持ちよかった事!五色沼のそばのホテルだったな、確か。
帰りには小野町のリカちゃんキャッスルで遊び、仙台屋のラーメンに目を丸くし、あぶくま洞ではパニック発作を起こしかけた。
先日亡くなった小学校の時の恩師が福島出身で、ずーっと千葉に住んでいるにもかかわらず福島弁が抜けなかったおかげで私にとって福島弁は特別な響きの言葉。
そんな福島が地震、津波、そして原発で大変な事になっている。
今まで福島の原発に無関心だった。福島に旅行に行った時にも遠目におぼろにかすんで見えたかどうか…。
そんな首都圏の私たちが、ちょっと贅沢で便利な生活を追求するために、その福島にあんなにもおそろしい荷を背負わせていたとは。
ちょっと言葉が見つからない。
少なくとも風評に惑わされず福島を応援するために何が出来るか考えようと思う。
追記
そういえば、中学の修学旅行が会津で、そのときちょうど日本海沖中部地震が起きたのでした。
遠足日和で、日本海側で遠足で海辺に行っていた子供たちが被害にあったんだったと思い出しました。