今日、買った本。
この人の本を読んで、先端をゆく人は、子供時代の体験を現在の自分と切り離さずにしっかりたもって行きつ戻りつしていると解った。
最新の脳科学が、『何故主体的体験がうまれるのか』という壁にぶち当たっているというのが面白い。
個が生まれると相対としての全体が意識されて神という概念が生まれるのかな?とか
水滴が丸くなるのに必要な条件と人間が意識を持つ条件は似ているかもしれない?とか
読みながらたくさんのイメージが喚起されるのがエキサイティングでした。
これからはますます個人のチョッとした体験から生まれたひらめきとか、疑問とかそういうものが世の中をガラリと変えるのだろうなという予感めいたものがあります。
平たい刺繍ではなくて、針と糸で盛り上がったモチーフを作る技法です。
この本には花とかだけじゃ無くて虫やクモが出ている所が気に入りました。
あとはルノワールの絵が出ている本と、マンガの陰陽師と10年後の日本と言う本と春画の本も欲しかったけど我慢した。