自分が子どもの頃の作文や絵が出て来た

 先日、押し入れの天袋から、自分が子どもの頃に書いた絵や作文が入った袋が出て来た。降ろしたはいいが、重くてどうにも持ち上がらないので子どもに見せてやろうとリビングまで持って来た。
 暇なときに作文を引っ張りだして読んでみると、これがvowなみに笑える。小学一年のころの、間違いだらけの消しあとだらけの作文。
 文集はさらに面白い。当時は他人の作文なんか熱心に読まなかったが、今読むと面白い。女の子の作文で、その子のお母さんの台詞が出て来るものは特に笑える。当時住んでいたのが、団地だったのだが、お母さん同士の人間関係がある意味透けて見える。
 男の子でも誰君は好きだけど誰君は嫌いだとか実名で書いてあって今だったら発禁になりそうな事がいっぱい。
 昭和五十年代のおおらかな子育てが垣間見える。

 私の母は、団地の中では数少ない自営業者の妻だったので、割とアウトローというかマイノリティだった。単独行動が多かったように記憶している。もともとアナーキーな性質が、俗物の中で攻撃性を帯びていたのかなあと当時の母を思い出して微笑ましく思ったりした。
 大人になって読み返すと面白いので、子どもの作文はとっておくことにする。
作文は、え~こんな事書いたっけと自分ではすっかり忘れているエピソードがいっぱいある。逆に、絵はこういうイメージをかきたかったんだよな~という当時の記憶がかなりはっきり残っている。
  テクニックの無かった過去の私のもどかしさが蘇って来る。
 一年生の息子に一年生の私が書いた作文を見せたら大受け。息子の方が自が上手だった。

 こういうモノをキチンと保存してくれていた母に感謝である。