子供の同級生のお母さんに、遊びに来ないと電話をもらい、「話をした事があるわけでもないのに、アヤシイ」と思いつつ、むげに断るわけにも行かず、いってみると、やはり宗教の勧誘だった。
彼女は結構大変な境遇で、（バツ２、子供五人、母子家庭）しかし、もっと大変な人生だったのに、運が好転したと言う人の話をやたらするなあ。と思っていたらその人本人が来て、その秘密を教えてくれると言う。
何の事はない、１日２回、あるお題目を唱えるそうだ。○○コウセイカイという宗教だった。私はそういう話は嫌なのでなんて断ろうかと悩んだが、「１９９９年にある宇宙人と会って，それから運がとても良くなったので結構です」といった。暦の話なんかもしてみた。結構キョトンとしていたので、こういう断り方は初めてだったのだろう。
宗教の話がなければ、楽しい友達になれたであろうひとと、逆に縁が無くなってしまうのは寂しいが、仕方ない。
彼女が自分には男運がなくて、それは自力では変えられないと信じているのが、ああいう宗教に引っ掛かる原因なんだろうと思うと気の毒だ。
２人は最後に、「運を使い果たしますよ」と脅して来た。
私は毎月、大地に経血をそそいで結界をはり、ミミズや薔薇にパワーをもらっている。ちょっとやそっとでは運は尽きないだろう。
男を見る目も学習して来た。
自力で幸福をつかみ取って来たのですよ。
