アテネに向けて相当のプレッシャーがあったと言う事だ。長嶋氏は『絶対に負けられない』と言っていたそうだ。
ニッポンのスポーツ界のこういう所が実におかしいと思う。
勝ったり負けたりするからスポーツなのではないのか。
日の丸を背負っているから絶対負けられないなんて戦争みたいだ。
マラソンも中継していたけど、あんな距離を目的も無く走るなんて普通ではない。他の交通手段がなくて、大急ぎで何かを知らせる使命が有るとかいうならともかく、ただ勝つためだけに走るなんてどうみても変だ。
オリンピックが始まると、アナウンサーが「ニッポン中が応援しています」とか、「ニッポンジュウ」とやたら叫ぶが、私はテレビをみながら「わたしゃしてないけどねえ」と一人で突っ込んでいる。
世界にはスポーツどころじゃない人の方が多いのではないか?日本の中だって、家の事情等でスポーツなんてよそ事だという人もかなりいると思われる。
スポーツしている人、とくにプロのスポーツ選手は自分の恵まれた立場をよ~く理解して欲しいと思う。
私は、スポーツは人が生きてゆく上での優先順位ではかなり下の方なのではないかと思う。
肉体労働を必要としない人が、暇を持て余していろいろしたのが現在の様々な競技スポーツになったわけだし。
そういうわけで誰もが皆スポーツが好きではないという事を声を大にして言いたい。
有名な柔道の選手が柔道着をイラクに送った話がニュースで美談っぽく流れていたが、なんだかな~と思う。あちらは今柔道どころじゃないと思うんだけどね。送られた方は嬉しいのだろうか?どうせ送るならもっと多くの人が喜ぶもの送ってやれば良いのに。
オリンピック等大きなスポーツのイベントがあると、テレビはそればっかり流すけれど、どうもそういう時期に国民に凄く大事な事が国会で決まってしまっていたりする気がするのは私だけでしょうか?
どうも権力者が煙幕代わりにスポーツイベント利用しているように思えてなりません。
スポーツ専用チャンネルが早くできて欲しい。そうすればスポーツ見なくてすむ。